終わらない目標を考えることがミッション・ステートメント作成の第一歩

昨日の7つの習慣読書会で気づいたことのシェアです。

 

 

目標と聞くとどのようなものが思い浮かぶでしょうか。

 

・売上〇〇億円

・年収1000万円

・取締役になる

・起業する

・ベンツに乗る

・世界一周する

・ダイエットして体重〇〇kg

タワーマンションを買う

・〇〇さんと結婚する

・ロレックスの時計を買う

宇宙旅行をする

・スカイダイビングをする

・南の島に住む

 

 

人によって多少の違いはあるものの、恐らくはこのようなものを思い描いたのではないでしょうか。

 

 

もちろん、どんな目標であれ、目標を持つことは、とてもいいことです。目標のない人生は、その場の状況に流され、他人に主導権を握られた生活の繰り返しになりかねません。

 

仮に上手くいくことがあってもそれは偶然の産物に過ぎず、不安定な人生であることに変わりはないからです。

 

 

 

目標を持つこと自体はいいことなのですが、上記のような目標には問題点があります。

 

それは、達成したら終わってしまうこと。

 

ベンツを買うことが目標の人は、購入した時点でその目標はなくなります。世界一周が目標の人も、世界一周した時点でその目標は目標ではなくなってしまうという特性があります。

 

いわゆる、「Have」や「Do」の目標です。このような達成したら終わりという目標も大切ですが、生涯を通じて追及する目標があるといいと思うのです。

 

例えば、

  

・人から尊敬される人間である

・謙虚に誰からでも学ぶ姿勢である

・頼り甲斐のあるひとである

・誠実な裏表のない人間である

 

などの、いわゆる「Be」目標です。「〜である」「〜でありたい」という欲求です。

 

・高い人格者になる

・家族思いの人間になる

 

のような、「〜になる」もBe目標で同様です。果てしない、終わりのない道ですね。

 

 

 

しかし、気をつけないといけないのは、このような終わりがある目標です。

 

プロ野球選手になる

・金メダリストになる

 

同じ「なる」でも、100%の達成があるものとそうでないものを混同しないようにしましょう。

 

 

 

 

さらに言えば、

 

・人から尊敬される人間である

・謙虚に誰からでも学ぶ姿勢である

・頼り甲斐のあるひとである

・誠実な裏表のない人間である

・高い人格者になる

・家族思いの人間になる

 

 

これらのようなBe目標は、生涯追求し続けるという点において、ミッションと同じです。

 

ミッション・ステートメントを書くことは、とても時間がかかる作業ですので、ミッション・ステートメント作成作業に取り掛かれていない方は、まずBe目標を考えることから始めてみてはいかがでしょうか。

 

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編集後記

昨日は7つの習慣読書会を開催しました。7名の方に参加頂き、人格主義、パラダイム、原則、インサイドアウトの部分を読書とワークで学びました。仲間が増えていくのは嬉しいことですね。

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