代償をお支払いしてますか?
目標を達成することは、いいことばかりだと思っていませんか?
実は、目標を達成する過程であったり、目標を達成した後でも失うものも多くあるのです。
私たちは、失うことを(意識的にか無意識にかかわらず)恐れるがために、自ら目標達成から遠ざかる行動をしているという事実を認識しなければなりません。
私の例で言うと、今年(こそ!)は、逆三角形の身体になって、6パックをマラソン仲間に堂々と見せるという目標があります。
この目標を達成する手段はシンプルです。
筋肉をつけ脂肪を減らす。
筋肉をつけるには筋トレをして、タンパク質を多く摂取する。
脂肪を減らすためには食事制限(糖質と脂質)をして有酸素運動をする。
とはいえ、こんな単純に見えることでも達成できない理由は、支払うべき代償を支払っていないからだと最近分かりました。
誰でも目標達成して得られるものを想像しますが、そのための代償を明確にしている人は少ないような気がしています。
何かを得るためには、そのために何かを犠牲にしなくてはならないことが発生するのが世の常です。その犠牲や代償が何かを分かっていますか?
私の場合は、
(1)得られるもの
・達成したという自信と自尊心
・履けなかったズボンが履けるようになる
・着たかった洋服を買いに行ける
・マラソン仲間への優越感
・健康的になる
・プールや海で堂々と脱げる
・マラソンタイム短縮
・モテるかも??
(2)代償
・食べたいものを食べられない
・お酒を飲めない
・おやつ・間食なし
・自由時間を失う
・満腹感を得られない
・空腹感に襲われる
・辛い筋トレと面倒なランニングへの時間と労力
得られるものと代償はこんな感じでしょうか。
では、
(3)目標を達成できる人とそうでない人との違い
それは、これにつきます。
「この代償を認識し、それらを受け入れる覚悟ができてるかいないか」
代償が分かっていてそれを失うことを受け入れている人は強いです。一途に一直線に目標達成へのアクションを無駄なく取ることができます。
代償が分かっているのですから、その代償を喜んで支払って目標達成のためのアクションを取ることができるのです。
代償が分かってないと、その代償を支払う意思決定ができず停滞してしまうというメカニズムに陥ることになります。
そのためにも、まずはあなたの「目標を達成するための代償は何か」を明確にしておくことが重要ではないでしょうか。
やってみましょう。
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編集後記
昨日は定時で退社し真直ぐ帰宅。今年の目標を見返し、その達成のアクションが十分か、それができているかを見直しました。
そしたら、足りないアクションが出てくる出てくる!あっという間に手帳のTO DOリストが一杯になってしまいました。
そうなるとやる時間の確保が最重要課題になりますね。
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