二刀流ラーメン屋に学ぶ

2018年のメジャーリーグは、投打で活躍した大谷翔平選手が新人王を獲得しました。投手として10登板、野手として20本塁打、10盗塁はメジャーリーグ史上初の快挙とのこと。

 

近代野球では二刀流という概念そのものが無く、二刀流での活躍はベーブルース以来約100年振りという報道で心躍りました。2004年にイチローがシスラーの年間安打数の記録を84年振りに塗り替えた時と同じ感激でしたね~。

 

今年はトミージョン手術のリハビリで投げられませんので、打者大谷の活躍が楽しみです。

 

 

二刀流といえば、ラーメンと蕎麦の二刀流店舗が家の近くにあるのです。昼は蕎麦屋で夜はラーメン屋。みなさんはこういう店に行きたいと思いますか?

 

私だったらNoです。同じ麺類といってもルーツも原料も別物。ラーメンでも蕎麦でも、その道にこだわりを持った材料や製法に共感するからこそ、食べたくなるのです。

 

二刀流店舗には"こだわり"が見えませんよね。

 

でもこの店、10年以上続いています。なぜでしょう?

 

この店、当初はラーメン店でした。魚の出汁のスープで細麺のあっさり系のラーメン。私は豚骨や家系のこってりラーメンが好きなので判断できなかったのですが、周りからは「美味しい」という声も多く聞いていました。私はよく分からないのですが、周りの人が美味しいということは、そうなのでしょう。

 

ここからは私の推測なのですが、「ラーメンで繁盛しているあの店が蕎麦を始めた。だから美味しいに違いない。」という顧客が多くいたのではないでしょうか。

 

そこで食べてみたら蕎麦も美味しかった。というだけのこと。

 

しかし、最初からラーメンと蕎麦を時間帯に分けて提供する店だったら、店舗継続は難しかったかもしれません。二刀流になってもラーメン一刀流時のお客様が蕎麦も支えているのでしょう。

 

商売の鉄則として言われていることは、強みにフォーカスし、強みを磨き、強みを活かすこと。この店は開店当初はラーメンの強みを活かし顧客を獲得したことが勝因なのでしょう。

 

私も12年前に7つの習慣に出会い、人生が変わりました。そしてここ3年間は7つの習慣を学ぶことに全精力を捧げて参りました。

7つの習慣の読書会も43回開催し、自ら実践してここまできております。

 

私の人生の軸は7つの習慣であることに変わりはありません。

 

しかし今後は、あの二刀流ラーメン屋がそうであったように、7つの習慣を軸にしつつ、7つの習慣以外のコンテンツを作り上げていく時期なのかなと、僭越ながら考えておる次第でございます。

 

f:id:daigoichiro:20190117203902j:plain

 

^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^

編集後記

昨日は一年間続けたコーチングの最終回でした。近い将来開催予定のコンサルティングセミナーの枠組み作りと、このブログの内容や構成についてのヒントをもらいました。自分で考えていたこととあまり乖離がなかったので自信が湧いてきました。

ですので、来月も延長させていただくことにしました。Iコーチ、今後もよろしくお願いします!

^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^ ^^